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Fate / the beelzebub comes.(魔王来たりて)
第4話 敵情視察
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「・・・ん?」
使い魔に拠点の探査を続けさせていたシリウスは、
突如脳内に映った不可解な映像を理解できず、しきりに首を捻らせていた。
「どうなってるんだ・・・・?」
(シリウスサイド)
「どうなってるんだ・・・・?」
今、俺の脳内に使い魔からの映像が流れて来た。来たのだが・・・
「どうなさいましたの?」
「・・・いや、・・・使い魔からの映像が流れてきたのは良いんだが・・・」
「敵サーヴァントを発見したのですか?」
「・・・と言うか、現在進行形で敵陣営を建物ごと殲滅中だな(汗)」
一羽の視界を共有すると、同時にその使い魔の感情も流れ込んで来る。
―――怒憎―――殺――滅―――――――――――
――――――殺アァッテヤルゼ―――――――
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(汗)
何でやねん。
・・・・んんっ!・・・奴さん、相当怒り狂ってるみたいだな(汗)
結構ヤバいかも知れん・・・・・・・・主に敵が。
「・・・一体何が起きているのですか?」
「実はさっき放った使い魔の奴らに何かあったらしいんだが・・・アイツらの感情が高ぶってて混線してるから、
ちょっと状況が分からんのだよな。ま、詳細はアイツらが帰って来てから聞く事にしよう。
まだまだ、確認していない地域もある事だしな。」
アイツらが殺られる心配は、まず無い。
何故なら俺の魔力供給の許す限り、奴らは再生・分裂するからだ。
因みに、アイツらの好物はフライドチキンだ。
本来なら魔力供給さえあれば、食事は必要無い筈なんだが・・・・
こと、フライドチキンを目の前にすると文字通り目の色が変わる。
餌をやる俺が一瞬でも命の危険を感じた程だ(汗)
後、真夜中―――午前0時以降に物を食べさせる事も駄目だ。
ある変化が現れて手が着けられなくなる。
何?どんな変化だと?
言っておくが・・・間違っても試そうなどとは考えるなよ?
・・・命の保証が要らないならば話は別だが・・・・まぁ、骨まで残らず綺麗に
啄
(
ついば
)
まれる事になるだろうな。
「・・・分かりましたわ、シリウス様。この件に関してはもう何も言いません。」
「・・・そうして貰えると助かる。」
脱力感に苛まれた俺を、キャスターが生暖かい視線で見詰めていた。
取り敢えず、金ピカなサーヴァント相手に殲滅戦をやらかしている奴ら以外を、
他の地脈か魔力溜まりが出来ている地域へと向かう様指示し、一旦アストラル回線を閉じた。
そして、10分程経った後、各使い魔達が竜脈又は魔力溜まりが起きている場所に到着した所で、
その地点を中
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