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孔雀王D×D
17・凰蝶の正体?
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で、いつ開催するつもりのかね?」
 サーゼクスは、楽しそうにアザゼルに言った。
「近いうちが、いいだろう。これから、どうなるかわからないからな」
 アザゼルは、自分の言った言葉に頷いた。
「でも、我々が参加しては、優勝は、我々にならないでしょうか?」
 当然、そうなるだろうと誰もが思っていた。
「いや、それは、わからんぞ?途轍もない奴が現れるかもしれん。だからこそ、彼奴らには、もっと強くなってくれなければならないし、俺達が縦になってやらなければならない」
「堕天使の総督ともあろう男が、いやに優しいじゃないか」
 サーゼクスもまた、アザゼルと同じ考えであった。それ故に、皮肉ってみせた。
「俺は、優しいんだよ。それに、俺は彼奴らの先生だからな」
 アザゼルは、その皮肉ににやりと笑って見せた。

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