17・凰蝶の正体?
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」
サーゼクスとミカエルは、皮肉ぽっく笑ってみせた。何故なら、サーゼクスもミカエルも、アザゼルが、何かを隠していると気づいていたからだった。
「まぁ、これは、不確かな情報ではあるのだが。。。。。」
アザゼルは、サーゼクスとミカエルに係れば隠し通すことができない事を判断した。が、言うべきか迷いがあった。
「やはり、何か隠していますね、アザゼル?」
ミカエルの穏やかな笑顔をみて、諦めた。
「わかった。わかった、言うよ。実は、これは、オーフィスからの情報なんだが、どうやら時空に歪みが発見されているらしい」
オーフィスは、元時空の住人である竜王である。
一誠が、時空に飛ばされてしまった時に、DDと共に尽力を尽くした経緯があり、そのせいで能力を一時期失いかけてしまった。が、じょじょではあるが、力が蘇って来てはいた。
「アザゼル、それは本当のことなのか?もし、本当の事なら大変なことになる」
サーゼクスは、アザゼルを睨むような眼つきで言った。
「さぁな。本当かどうかは、一応オーフィスに調査を依頼してはいる。が、もし、そうなら、サーゼクスが言うように大変なことがおきるやもしれん」
アザゼルは、サーゼクスに頷いた。
「先生、その大変な事ってどんなことが起きると言うのですか?」
一誠は、不安そうにアザゼルに聞いた。
その不安は、一誠とリアスが一番知っていた。何故なら、二人は時空の狭間を除いたことがあるからだ。
「そうだな、考えられることは、2つある」
アザゼルは、腕を組み、一誠の問いについて考えた。
「まず一つには、こちらの世界の人間が、あちらの世界に行ってしまうかもしれないということ。
そして、もう一つは、逆ということだ。こちらの世界に存在しない人間かこちらの世界にやってくるということだな」
アザゼルは、一誠に答えた。
「今、先生は、人間と言いましたが、それは本当に人なんですか?」
アザゼルの答えに疑問を抱いたアーシアが続いて聞いた。
「痛いとこをつくな。俺が言った人間はあくまでも可能性の一つにすぎない。
人間かもしれないし、動物かもしれない。はたまた、見たこともない魔物かもしれないし、大災害かもしれない」
アザゼルの答えに、全員が息をのんだ。
「まぁ、そう緊張するな。俺が、言ったことは、あくまでも可能性の一つだ。
もし、そうなったとしても、いつでも、対応できるようにしておけということだ」
アザゼルは、みんなの動揺を鎮めるかのように、笑ってみせた。
「そうよね。私は、みんなを信じている。もしそうなったら、私たちの力を見せつけてあげましょう」
リアスは、オカルト研究会の面々を見渡した。
「はい!!」
全員が、リアスの言葉に答えるように大きな声で、返事をした。
リアスの解散の
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