外伝〜想定外(イレギュラー)の戦い〜中篇
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一端距離を取り
「ノーザン―――――ライトニング!!」
「があああああっ!?………ったく、好き放題に攻撃を叩き込みやがって……俺はサンドバッグじゃねぇぞ……!?そら――――」
凄まじい速さでレクター少佐目がけて突撃すると共に強化ブレードで一閃するとレクター少佐の足元から衝撃波が炸裂した!二人のSクラフトを受けてもなお、レクター少佐は闘志を失っておらず、状況を立て直すためにオーブメントで治癒アーツを発動したが、何も起こらずアーツは不発に終わった。
「?――――!チッ、さっきの紫電の奥義(Sクラフト)を受けた際にショートしちまったのか……!?」
アーツが不発に終わった事に困惑したレクター少佐は自身のARCUSUがショートしてオーブメントの機能を失っていることに気づくと表情を歪めた。
「クク、アンタのその運の良さは戦いには通じなかったようだな?」
「!?げっ―――――」
するとその時背後からガルシアの声が聞こえ、声を聞いたレクター少佐は慌ててガルシアから距離を取ろうとしたが
「そこだっ!―――でいっ!」
「不味-――――」
ガルシアはレクター少佐を捕まえて空高くへと放り投げ
「捕まえたぜ……!落ちろ――――ッ!!」
「ガッ!?クソ………ここまでか………」
更に自身が跳躍して落下して来るレクター少佐を捕まえて地面に叩きこみ、ガルシアの奥義(Sクラフト)―――――キリングドライバーをまともに受けたレクター少佐は立ち上がろうとしたが、今までの戦闘によるダメージでもはや立ち上がる気力もなく、地面に膝をついた!
「あいたた………ったく、人をサンドバッグのように好き放題にボコりやがって………”紫電”や”キリングベア”はともかく、バニングス達にまでここまでボコられるような恨みは買っていないはずだぜ………?」
「あら〜、戦闘前にあたしは”遊撃士”として仕方なく本気を出すといったことをもう忘れるなんて、どこか頭の打ちどころが悪かったのかしら〜?」
疲れた表情で溜息を吐いて呟いたレクター少佐の言葉に対して笑顔を浮かべて答えたサラの答えにロイド達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせ
「ハハ…………ですが、俺たちの相手をする羽目になった少佐達の方はまだマシだったと思いますよ?」
「そうですよね。むしろオルディス方面から撤退しようとしている人達の身を心配すべきですよね?何といっても、オルディス方面の最終防衛ラインはあのエステルさん達なんですから。」
我に返ったロイドとリーシャはそれぞれ苦笑しながら答え
「おいおい………ってことはクレア達はよりにもよって”ブレイサーオブブレイサー”達にボコられてんのかよ…………この様子だと、クロスベルに潜入していた連中は全員クロスベル(お前達)に捕まるだろうな…………」
「フフ、貴方達
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