暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
外伝〜想定外(イレギュラー)の戦い〜中篇
[2/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
小賢しい真似を―――なっ!?」
「い、いない……どこに消えた!?」
Fグレネードの光が止んだ後目を開けた軍人達はフィーを探したがフィーが見つからない事に混乱した。
「行くよ―――――」
「しま――――」
「側面からだと!?」
するとその時いつの間にか軍人達の側面に回り込んだフィーが神速の速さで無数の斬撃を一瞬で軍人達に叩き込んだ後軍人達の中心地に足を止め
「シルフィード――――ダンス!!」
「ぐああああああっ!?」
「ぎゃああああっ!?」
「いっちょあがり。」
双銃剣で怒涛の銃撃を放ちながら全身を回転し、縦横無尽に舞い踊り、戦域を蹂躙するフィーのSクラフト―――シルフィードダンスを受けた軍人達は全員戦闘不能にになるとともに気を失って地面に倒れ、Sクラフトを放ち終えたフィーは静かな表情でつぶやいた。
「一斉にかかれっ!」
「喰らえ――――」
一方リーシャを包囲した軍人達は一斉にリーシャに襲い掛かったが
「来い――――」
「な――――」
リーシャは鉤爪で襲い掛かってきた軍人達全てを捕らえるとと共に自分の元へと引き寄せ
「斬!」
「ぐあっ!?」
「ががっ!?」
自分の元へと引き寄せた軍人達を斬魔刀で薙ぎ払って怯ませた!
「月影の蝶のように…………」
クラフト―――龍爪斬によって軍人達が怯んでいる隙にリーシャは”(イン)”の隠行術であるクラフト―――月光蝶で自身の姿を完全に消し
「き、消えた……」!?」
「隠行術か……!互いの背中を合わせて周囲を警戒し、奇襲に備えるぞ!」
リーシャが消えた事に驚いた軍人達はそれぞれ互いに背中合わせになって周囲を警戒した。すると様々な方向から軍人達に向かって突如現れた暗器や符が軍人達へと襲い掛かったが軍人達はそれぞれの武装で襲い掛かる攻撃を叩き落したり回避したりしたが、軍人達が囮の攻撃に夢中になっている間にリーシャは木の頂上へと移動して大技を発動した!
「我が舞は夢幻…………去り逝く者への手向け………眠れ……(しろがね)の元に!縛!!」
「バカな……上からだと!?」
「不味い、か、身体が……!」
リーシャが放った無数の鉤爪は軍人達を完全に拘束し、軍人達を完全に拘束したリーシャは跳躍して勢いよく拘束した軍人達目がけて突撃して斬魔刀で一閃した!
「滅!!」
「ガハッ!?」
「つ、強すぎる………」
「こ、これが伝説の暗殺者の力だという……の……か……!?」
リーシャの奥義(Sクラフト)の一つ――幻月の舞をその身に受けた軍人達はそれぞれ戦闘不能になると共に気を失って地面に倒れた!

「………………」
「させるか!」
「今回の件にはしてやられたが、せめて一矢は報いてくれる……!」
魔術の詠唱を開始したルファディエルを見た軍人達は詠唱を妨害するためにルファディエ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ