5話:決意
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このときも奴らは誰かを踏みにじって泣かしているに違いない。俺たちはまだ子供で、無力で守られる存在だが、いつまでも子供ではない。約束だパトリック。いつかあいつらに報いを受けさせてやろう。」
俺は右手を差し出した。
パトリックは戸惑った表情を浮かべるが、主従ではなく、母を奪われた同志としての対等な誓約なので握手を交わすのだというと、一度うなずいてから強く手を握ってきた。
金儲け以外の目標ができた瞬間だった。
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