第一部 少年たち
第四章
新たな武器
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と容赦なく無視して挙句の果てには手を出しそうだし、他の人は……、諦めよ」
「ドン引きですがコウタの言っていることは納得できます。私もソーマも集団の教育には向いてないみたいですから」
「コウタ君だからできることだと自覚してくれたまえ」
アリサと榊がコウタの発言に共感して頷く。コウタは煮え切らない気持ちを抱えながら渋々了解する。
「おっと。コウタ君のせいで話しがそれたが、彼を頼んだよ」
榊はアリサに向かってそう伝える。
「それと彼に銃身を使わせるときはくれぐれも君が傍に居てやってくれ。暴走する危険性がないとは言い切れないから」
榊は念を押すようにそう付け加えた。コウタは話の内容がなにかすぐにわかった。情報は育成者として知っていた。
「たしかに強力な力には違いないけど、過去2回の先頭ログを見てみると少し不安だ」
「彼の戦闘スタイルは、過去1回目の後半と1回目の前半と2回目とは全く別物といっても過言ない。これが神機の影響かどうかも、はっきりしていない現状、注意するに越したことはない」
コウタの発言に共感したように榊が続けた。
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