暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第3章 激闘!ディエンド編
第48話『誇りの国-lost pride-』
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る。」
雅はそう言うと出て行き、マシンディローダーに乗って砂漠を進みます。
キノが砂漠を進んでいると、バイクに乗った一人の旅人に出会います。雅でした。
「旅人さん、待って下さい!」
雅の声に反応して、キノは止まります。
「どうしました?」
「この先にあると聞いた、誇りを大切にしている国について、聴きたくて。」
「そうでしたか。実はボクも、この道を真っ直ぐとしか知りません。」
「そうですか。それなら、目指している国は同じようですし、一緒に行きませんか?」
雅は提案します。
「そうですね。目は二人分あるにこしたことはありません。解りました。エルメス、問題ないよね?」
「別にいいけれど、お兄さんのモトラド、なかなか喋らないね。」
「ええ、こいつには人格が搭載されていないので、専ら運転しかできません。」
「そうなんだ。」
雅はキノの一緒に道を進むことにしました。
「もしかして、あれって城壁ではないでしょうか?」
しばらく走ると、雅がコンクリートで出来た壁を発見しました。
「どうやら、あれが話に聞いていた国のようですね。」
雅とキノは入国に向けて走ります。そして、1時間ほどで国に着きました。
「貴方達、旅のお方でしょうか?」
城壁の入り口で門番が訪ねます。
「はい、そうですが。」
門番の質問にキノは答えます。
「では、入国の手続きをお願いします。」
門番に書類を渡され、雅とキノはそれぞれ名前、入国目的、滞在期間の記入をし、入国します。
「旅人さん達、運がいいね!今、丁度お祭りをしていてね、きっと楽しめるよ!」
「ありがとうございます。それでは行きましょう。僕は雅。旅人さんの名前は?」
雅はあくまでも初対面のように接します。
「ボクの名前はキノ。こちらは相棒のエルメス。」
「どうも。」
「キノさんにエルメスさんですね。ここで出会えたのも何かの縁ですし、お祭り、一緒に見て回りませんか?お祭りなら、何か珍しい料理もあるかも知れません。」
雅は提案します。
「…解りました。大丈夫ですよ、ミヤビさん。」
キノは、疑いながらも雅の提案を受け入れ、国の中に入ります。
「…これは?一体…」
雅が驚くのも無理はありません。そこには、パレードのような光景が広がっていました。
「おっ、旅人さんだ!今日は、我が国が騎士道を世界に広めた日で、そのお祭りを開いているんだ!よかったらうちに寄るか?」
フランクフルトの屋台を開いている男性が雅とキノに話しかけます。
「では、お一つ。」
雅はフランクフルトを一つ買い、キノと一緒に歩きます。
「キノ、聞いていた話と全然違うね。」
「エルメス、ボクも言おうと思っていた。」
「キノさん
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