第七千二百六十二話 台風の後で
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第七千二百六十二話 台風の後で
日本は北海道に向かいながら妹さんに言いました。
「今年の夏は恐ろしいですね」
「はい、西の大雨に猛暑に」
「台風が五つも来ています」
「そして地震もとは」
「今だから被害はかなり抑えられていますが」
科学技術と自衛隊、救助隊色々なものや組織があってです。連絡がすぐに届くことも大きいことは言うまでもありません。
「昔なら」
「もっと大変でしたね」
「はい、明和の頃の様に」
この時は江戸が大火事になって台風が二度も来ました。
「あの時は酷いことになりました」
「そして今の事態があの頃に起これば」
「考えるだけでも恐ろしいですが」
「今年の夏は酷いですね」
「暦のうえでは秋でも」
それでもです。
「まだ夏の暑さのままですが」
「被災者の人達に堪えないといいですが」
まだ暑さが続いています、それだけに心配になる日本でした。
第七千二百六十二話 完
2018・9・6
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