暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2158話
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出来ても不思議じゃないだろうし。
 ただ……ぶっちゃけ、ドロスは俺達が計画している、月の周囲に配置する予定の機動要塞群と同じような使い方になるんだよな。
 機動兵器の搭載数で、ピースミリオンを圧倒的に上回ってはいるけど。

「そう、ね。正直なところ迷っていたけど、結局どうするかで言えばアクセルの言う通りにするしかないのよね」

 セイラの呟きに、他の面々も……それこそシャドウミラーから派遣されている面々ですらも、同意する。
 ドロスをルナ・ジオンの戦力として活用するのであれば、当然のように人員がいる。
 だが、将来的にはともかく、今のルナ・ジオンにそんな人員はいない。
 グワジン級は、それこそ部隊として運用するのも難しくはないが、ドロス級は運用するのにも多数の人員が必要となってしまう。
 そうならない為には、やはり俺達に預けて無人機や量産型Wによる運用が妥当ではないかと、そうセイラも理解したのだろう。
 いやまぁ、実際俺達に運用させないとしたら、それこそ見世物として飾るくらいしか使い道がないのは事実なのだが。

「分かりました。では、アクセルの提案を受け入れます。ただし、人数が揃ってルナ・ジオンでドロスをきちんと運用出来るようになったら……」
「ああ。その場合はドロスの運用はそっちに任せる」

 俺の言葉に、セイラは満足そうに笑みを浮かべ……こうして、ドロスについての扱いは決まったのだった。
 ……ハワイをどうするかってのは、まだ決まってなかったんだが。
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