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勇者のメイド
思惑
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資格すらありません。

私は国王様の元に帰りますが代わりにここに私の部下を派遣します。

カオルが一人前になるまで彼女・・・ゴディバという名前ですが・・・は勇者様を補佐いたします」

「勇者様の性処理は・・・性処理だけは私にやらせてください!」私はそう言いたかったが「カオルは性処理の方法を知らないだろう?

それより他の人が性処理するのがイヤなだけだろう?

カオルは『嫉妬するな』と言われたすぐ後に嫉妬をするのか?」と言われるのは目に見えていたので、何も言えなかった。

私が怒られるのを見た勇者様の男性自身はしぼんでいった。

ロッテさんは「すぐに代わりの者が参ります」と言い退席した。

私は覚束無い手つきながらも勇者様に部屋着を着せた。

私が勇者様にお召し物を着せると同時に部屋の中に一人のメイド服の少女が入ってきた。

メイド服と言っても、私が知っているメイド喫茶のメイド達が着ているようなセクシーなメイド服姿の少女だ。

「勇者様、お初にお目にかかります。

私は国王様付きのメイドでゴディバと申します。

短い間ではございますが、勇者様付きのメイドとして勇者様にご奉仕させていただければ・・・と思っております」少女は明るく言った。
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