第二十話 忍者対騎士
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える。
「獅童香澄!武者天津頑駄無!!」
『はぁぁぁぁ・・・忍!』
忍びの構えを取る天津。
「行きます!!」
カタパルトから発射される天津はバトルフィールドに舞い降りた。
「えっと今回のフィールドは?」
どう見てもコロシアムのような場所で隠れるところなど皆無だった。
「あちゃーこれ逆に厄介かも〜・・・天津・・・ステルスモードとか無いの?」
『こんな見え見えの場所でやったって意味ないよ』
「・・・あるんだ」
等と言っている間に砂塵が舞い凄まじい気が・・・
「はぁ!!」
「な!」
砂塵を切り裂き現れた騎士インパルスの一閃を避ける天津。
『大丈夫?香澄』
「これまともにやりあったらマズイかも・・・」
地面に騎士インパルスの一閃の跡が深くくっきりと残る。
「・・・ガンプラバトルはその程度ですか?」
あからさまなクロエの挑発
「・・・試してみるかぁぁぁ!!」
それならそれで乗ってやる香澄。
天津の忍刀と騎士インパルスの剣が交差し衝撃波が巻き起こると両者は距離を取った。
「何ちゅう一撃・・・」
『重かった』
「・・・ごめん天津・・・壊すかも」
『え?・・・うぎゃあああああああああああ!!!』
いきなりフルスロットルで突進させられた天津。
「・・・望むところ・・・!!」
『クロエ?・・・・うわああああああああああああああ!!!』
騎士インパルスもフルスロットルで突進させられる。
クロエの残像を発した突きを香澄は全て捌き懐に飛び込もうとするが、クロエは足に仕込まれていた剣を展開しそれを阻止するが、香澄はすり抜け様に足を掴み取りそのまま投げ飛ばす。
だがクロエは空中で体制を立て直し落下速度を利用した突き繰り出すが香澄は忍刀で刃を滑らせながら回避する。
香澄の拳圧が放たれるがクロエは剣で切り裂き負けじと魔法を放つが、香澄はその魔法を光速に近い無数の拳圧で相殺させる。
「なら!!」
クロエは騎士インパルスに二刀流の構えを取ると香澄も二刀流になった。
目にも留まらぬスピードで両者の剣が交差し続ける。
すると
ジジジ・・・
バトルフィールドにとても嫌な音が・・・
「嫌な予感」
「もしかして二人の操縦センスに耐えられなくなってるとか・・・」
翼と新之助の不安は・・・
「獅子!!咆哮ぅぅぅぅぅ!!螺旋!!!」
「エクスカリバー・・・クレセント・・・スマッシュ!!」
両者の必殺技がぶつかり合った時に的中した。
ジジジジ・・・ボカン!!!
バトルフィールドが爆発してしまった。
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