第二十話 忍者対騎士
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ミツキも黒い笑みを浮かべながら香澄に詰め寄った。
「いや・・・ちょっとミツキさん」
「遠慮しないの〜仮にもガンダムボーイのエースなんだから胸をかしてよ〜」
「うううううう・・・はい」
ミツキの凄みに断れなくなってしまった香澄は天津と共にバトルフィールドに向かうが・・・
「!?」
クロエが何かに気づき香澄の袖と靴下をめくった。
そこには・・・
「何ですか?・・・ズイブンと重たそうなパワーリストとアンクルですね・・・」
「う〜んざっくり見ても・・・両手50キロ両足50キロ・・・合わせて100キロ付けてるわね」
ミツキに装着重量を言い当てられ冷や汗を流す香澄。
そんな香澄にクロエは目を細め・・・
「あなたは・・・ワタシを舐めているのですか?」
「いや・・・そのこれには深ーい深ぁぁぁぁぁぁい訳があって・・・」
過去の回想
プラモ狂四郎のバトルフィールドでいつものように練習していた香澄・・・なのだが悲劇が起きた。
そもそものスペックが高いのか日々ガンプラバトルの腕前が上がり続ける香澄の超絶的な反応速度にバトルフィールドそのものが着いていけなくなってしまい・・・
ボン!!
壊れてしまった。
その後従来品では香澄のスペックに耐え切ることが出来ないため、プラモ狂四郎のバトルフィールドは知り合いのメカニックである楓の手により特別なチューンが施され香澄が本気を出しても壊れなくなったのだが・・・流石に大会のバトルフィールドそのものをカスタマイズするわけにもいかないので香澄のスペックを抑えるべく両手両足に重りを付ける事にしたのだった。
「バトルフィールド壊すって・・・どんだけスペック高いんだお前」
『信じられません』
香澄の身体能力に驚く光也と騎士ストライク。
「んま・・・香澄だし」
「ガンダムボーイのリーダーはお前じゃないのか?」
「確かにリーダーは俺みたいだけどエースは香澄だしブレインは新之助だし・・・」
「まぁ今の時代エースにリーダーやらせることに異議を唱えている人もいるしな」
翼の言い分に納得する光也だった。
そんなこんなでクロエのリクエストによりパワーリストとパワーアンクル外してバトルフィールドに立つ香澄。
「うわぁ・・・久しぶりに身体が軽くなった・・・」
『まぁ・・・取り外しがメンドくさいからって普段から付けっぱなしだったしね』
GPベースと天津をセットアップする香澄。
「インパルス」
『はい・・・彼女・・・強いですよ・・・これは本気を出さなければ勝てません』
「・・・ウィ」
100キロ装着した状態での香澄の体力を目の当たりにしたクロエは深呼吸しインパルスを構
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