第一章
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子豚のロビンソンのお話U
ロビンソンはこの時ピーターラビット達をお家に呼んでパーティ―をすることを学校で自分で決めました、するとすぐにピーターに言われました。
「君のお家ですることはいいとして」
「何かな」
「一体どんなパーティーをするのかな」
「パーティーはパーティーだよ」
これがロビンソンの返事でした。
「美味しいものを食べて飲んで歌ってね」
「そうしてなんだ」
「楽しむんだよ」
「そうしたことをするんだ」
「そうだよ」
ピーターに平然として返すのでした。
「それ以外に何をするのかな」
「美味しいものを食べて飲んでだよね」
「お菓子や甘いお茶をね」
「それは全部ロビンソンのお家にあるの?」
「あるものもあるけれど」
それでもと言うロビンソンでした。
「ないものもあるよ。だからね」
「ひょっとして僕達がなんだ」
「それぞれお菓子やお茶やジュースをね」
そういったものをというのです。
「持って来てくれるかな」
「それでパーティ―で飲んで食べるんだ」
「うん、そうしようよ」
「それで歌も歌うんだね」
「ギターを弾いてね」
「ギターってロビンソンギター弾けたんだ」
「多分ね」
これまで通りお気楽な何も考えていない感じの返事でした。
「出来るよ」
「多分ってギター弾いたことないの」
「ないけれど多分大丈夫だよ。いつもお父さんがお家で弾いてるのを見て聴いているからね」
それでというのです。
「多分ね」
「大丈夫なんだ」
「うん、見て聴いてきたからね」
「本当かな。まあ僕も皆も美味しいものは持って来るから」
そうした食べもの飲みものはというのです。
「安心してね」
「それじゃあね」
お話自体は簡単に整ってでした、そうしてです。
ピーターも他の子達も学校の授業が終わると一旦それぞれのお家に戻ってお菓子やジュースや甘い紅茶を持ってロビンソンのお家にお邪魔しました、そうして皆でお菓子を食べてジュースやお茶を飲んで楽しむのですが。
ロビンソンはその中で皆にこう言いました。
「じゃあ今からね」
「歌うんだ」
「ギターを弾きながらね、聴いてね」
こうピーターにも言います。
「そうしてね」
「うん、けれど大丈夫かな」
この時も不安になって言うピーターでした。
「ロビンソンギター弾くのはじめてだよね」
「そうだよ」
「それで弾けるのかな」
「ピーターは心配性だね。本当にね」
「お父さんが弾いてるのを見て聴いてるからだね」
「大丈夫だよ」
ロビンソンは笑って答えました。
「本当にね」
「だといいけれどね」
「だからね」
それでというのです。
「安心してね」
「聴いていいんだ」
「じゃあ今から弾くね」
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