機動戦士ガンダム
2157話
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コストも違ってくるのだが。
「ちなみに、ルナ・ジオンに所属になったお前達は、基本的にあっちのザク以外の機体を使うことになると思う」
「あの機体に、か? いや、だが……」
ガトーが少し戸惑い気味なのは、やはりジンを始めとしたMSの性能がザクよりも明らかに低いからだろう。
そのような性能の低いMSを使うのであれば、それこそザクを使った方がマシだと、そう考えても不思議はない。不思議はないんだが……
「性能的にザクの方が上なのは分かってるが、ルナ・ジオンは現状ではジオン公国と戦争中にある。……まぁ、恐らくジオン公国の方から停戦というか、色々と交渉する為の人員がくるだろうが、とにかく戦争状態なのは間違いない。そうである以上、ジオン軍が開発したMSを今の俺達が使うのは、色々と不味い」
「ですが、アクセル代表。その……黒い三連星の方々は……」
カリウスの言葉に、だろうなと俺も頷く。
「黒い三連星の場合は、異名持ちで名前も知られているからな。突撃機動軍に所属していた異名持ちがルナ・ジオンに所属しているというのを示す為にも、S型には乗っていた方がいい。それに、S型は性能も高いし」
ガトーも、恐らくもう少しジオン軍に長くいれば、異名持ちになっていた可能性は高い。
高いんだが……残念ながら、今はパーソナルカラーを許されてはいても、異名持ちではなかった
そうである以上、ルナ・ジオンが用意するMSで納得して貰うしかなかった。
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