暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
10部 地球
2章 サウスタウン
ギースタワー
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せて部屋に入った。
少ししてから黒いスーツにバンダナ姿のビリーが現れた。

「なんで女連れなんだよ!」

「付いてきちゃってね、それにギースがいた時より物騒になってる感じがしてね」

「この街は良くも悪くもギース様の街ってことだ!
てめぇが聴きたい話は、話すのもめんどいんでな
これにまとめておいた。
読んでおけ!」

 ビリーはテーブルに一冊のファイルを置いたので俺は取ろうとすると、
目の前に棒を突き出された。
俺は何事もなくビリーを見る。

「ただで渡すわけねえだろう」

 俺は革ジャンの裏ポケットに入れておいたUSBメモリを出す。

「これで良い」

「あぁ、てめえの事だから嘘はないと思うが、信じていいんだな」

「それを決めるのは私じゃないよ」

「商談成立だ!」

「だね、後リリィさんの護衛
もっと腕利きにしないとダメだよ」

「なんでテメエが・・・」

「なのはの前だから言いたくなかったけれど、何者かに消されてたよ
今は無事に家に戻ってるけれど、あの子は、この子と同じように私たちとは違う世界の人で
一緒に暮らしたいんならきちんとしないと」

「てめえに言われなくても」

「だからギースは教会に預けたんだと思うけれど、血は争えないみたいで、テリーに拾われちゃって、
まぁテリーに育てられた割にはまともみたいじゃない」

「ちげえねえ、リリィの事は礼を言っておく」

「友人だからね」

「ふん、変わったやつだ!
こちらの世界で生きている方が楽なくせによ」

「ヤダよ、血と硝煙と欺瞞と暴力と金だらけの世界なんて・・・」

「まぁいい、もしこの世界で働きたくなったら紹介してやるぜ」

「最近の裏社会はリクルートもしてるわけ」

「時と場合にな!」

「なのはもいることだし、お暇するわ」

「会うこともそんなにねえが達者でな!」

「あらあら歩く狂犬、暗黒の帝王の片腕ともいわれた人からそんな優しい言葉が」

「あぁ、一応リリィの件で世話になったしな」

 その言葉を聞きおれはなのはを連れギースタワーを出た。
ずっとなのはが聞きたそうな顔で見てるので、俺は口を開いた。

「あのUSBの事」

「う・・・うん聞いても良い」

「ん〜、ギースはテリー達が言うように悪人だ!
それは間違いない
でもこの街にとって良かったことか悪かったことか半々なんだよね
ギースが亡くなったのは知ってる?」

「えっと確か、綾ちゃんがKOFに出た年だよね」

「あぁ、あれフェイクらしい
私も行方不明になってたしね
8年前ぐらいに戦って亡くなったみたい
その後、ハワード財団以外のギャング集団も流れ込んできてね
お隣のセカンドサ
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