519部分:最終話 空に星が輝く様にその七
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あ月美」
「はい」
彼の隣にいた月美がだ。笑顔で応えたのだった。
「今度はジェットコースターな」
「それにしましょう」
「そっちは何処に行ってたの?」
星華もまた陽太郎に尋ねたのだった。彼女は微笑になっている。暖かい微笑だ。
「さっきは」
「ああ、電車に乗ってたんだよ」
「電車になの」
「この遊園地って電車も走ってるだろ。それで池のところとかな」
「見てたのね」
「そうしてたんだ、二人で」
こう話す。時折月美を見ながら。
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