暁 〜小説投稿サイト〜
空に星が輝く様に
519部分:最終話 空に星が輝く様にその七
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
あ月美」
「はい」
 彼の隣にいた月美がだ。笑顔で応えたのだった。
「今度はジェットコースターな」
「それにしましょう」
「そっちは何処に行ってたの?」
 星華もまた陽太郎に尋ねたのだった。彼女は微笑になっている。暖かい微笑だ。
「さっきは」
「ああ、電車に乗ってたんだよ」
「電車になの」
「この遊園地って電車も走ってるだろ。それで池のところとかな」
「見てたのね」
「そうしてたんだ、二人で」
 こう話す。時折月美を見ながら。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ