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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica20-Bインターミドルの猛者〜Kaiser vs Fight's God〜
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こに伏兵のアイリ達が奇襲して、連中を一網打尽っていう作戦。
『うん。・・・うん? あれ、マイスター。あの子たちって・・・』
転移スキルでの奇襲じゃなく、わざわざ走って近寄って来るなんて・・・て思ってたけど。やって来たのは、日本でも絶滅したかと思われる古き不良スタイルの少女3人を引き連れた『ハリー・トライベッカ・・・?』と、『あの娘はヴィクトーリア・ダールグリュン・・・?』の5人だった。
『変装・・・?』
『いや、本人のようだ。一直線にこちらに向かって来ているとなると、目的は大人組か?』
そうこうしてる内にハリー達がアイリ達の元へとやって来て、ヴィヴィオとコロナとリオの目が爛々と輝きだす。ハリーと妹分のミア、リンダ、ルカが整列して、「シャルさん、ルミナさん、トリシュさん、お久しぶりです!」ってシャル達に向かって一礼した。
「その節はお世話になりました!」
「「「なりました!」」」
「ううん、気にしないで。あれも仕事だったし♪」
「インターミドルの試合、テレビでだけど観戦させてもらったよ」
「私も初めて観ましたが、あなたも含め、10代であれだけの戦技とその錬度に驚きましたよ」
「マジっスか!? すっげぇ嬉しいっス!」
「リ、リーダー!?」
「言葉遣いに気を付けて下さい!」
「お知り合いとは言っても大人の人なんですよ!?」
「あっ! す、すいません! ちょっと気安かったですか・・・?」
「ぜ〜んぜん♪ 気安いくらいでちょうど良いよ」
シャル達と気軽に会話してるハリー達の様子に、ヴィクトーリアは「どうして、そんな親しげに・・・!?」って困惑中。ハリーはそんな疑問に対して「以前、ちょっとお世話になったんだよ」って答えた。
「お、お世話に、ですって・・・!? あぁ、そんな・・・。不良の格好をしただけの似非不良だと思っていましたのに、まさか騎士団に、イリスさん達にお世話になるような罪を犯していたなんて・・・。何をしたのです? かつあげ? 万引き? 喧嘩?」
「ば、馬鹿! んなことするかよ! オレ達はな・・・!」
かくかくしかじかとヴィクトーリアへ説明したハリー。ハリー達がシャル達と顔見知りだった理由を知ってヴィクトーリアは「そうでしたのね」と安堵した直後にハッとして、シャル達に体を向けた。
「ご、ご挨拶が送れて申し訳ありません。ご無沙汰しています、イリスさん、トリシュタンさん、アルテルミナスさん」
「ん。久しぶり〜」
「お久しぶりです」
「ちょっとぶり〜♪」
シャル達とヴィクトーリアが挨拶を交わすと、ハリーが「え? お前も知り合いだったの?」って不満そうに漏らした。有名なシャル達と知り合いだっていうのが自慢にならなかったのが
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