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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica20-Aインターミドルの猛者〜Dahlgr?n & Buster head〜
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戒してくれてるし、問題ないっしょ♪』」

『え? ルシルさんとアイリも一緒なんすか!?』

『うん。ステルス魔法で、ずっと付いて来てくれてるよ』

思念通話に切り替えてそう伝えると、ノーヴェは今まさに袖を通そうとしていたジャージで、ブラジャーに隠れた胸を覆い隠した。顔も赤くなってるし、ルシルが更衣室にまで付いて来てる、なんて考えちゃったのかも。

『大丈夫。ルシルは外に居るから。さっきのショッピングセンターでも、着替えが必要だった店じゃ外で待機してる・・・と思う』

『あー、いや、大丈夫です、ルシルさんの人となり・・・真面目っぷりは知ってるんで・・・。信じますし、信じられます』

そう言って照れ笑いしたノーヴェは、安心したように着替えを続けた。んで、ヴィヴィオ達は、わたし達の誰かと闘いたいのか、っていう相談を終えて、わたし達へと視線を戻した。あの子たちの視線の先に立つのは「ルミナ・・・」だった。

「はいっ! ルミナさん、よろしくお願いします!」

「「「お願いします!」」」

ヴィヴィオ達が整列してお辞儀をした。それに対してルミナは「いいよ。じゃあ、やろうか」ってニヤリと笑みを浮かべた。脂汗を垂らしながらもヴィヴィオ達も笑みを浮かべた。着替えを終えて試合を行う会場となる大ホールへと向かう。

「おお! なんかすごいビリビリする・・・!」

「うん・・・! ドキドキしてくる!」

リオとコロナが、廊下の先にある大ホールから迸って来る魔力波を感じても、それを楽しみとして受け取ってることにわたしは、いい選手になれる、って微笑む。観ればヴィヴィオとアインハルトも笑顔だ。そんな彼女たちを見守りながら廊下を進み、会場へと到着する。大ホールには6つのリングがあって、内4つのリングは今まさに白熱の魔法戦が行われてる最中。ヴィヴィオ達が「わあ・・・!」って目を爛々と輝かせてる。

「空いてるリングがあるでしょ? あそこを1時間借りたから、時間いっぱいまでルミナにしごいてもらいな〜♪ んじゃルミナ、そういうことで、よろしくっ☆」

「ルミナさん。すいませんが、魔力出力をAAランクほどまで抑えてもらっていいっすか?」

「AAランク?・・・あー、そっか。そりゃそうだよね、SSランクなんて、さすがに無茶が過ぎるか〜」

わたしですら全力のルミナを相手にしたくないって考えてるのに、ひよっこなヴィヴィオ達にとっちゃ正しく天災と変わらない。それほどまでの実力差がある。ルミナは腕輪型デバイス「ツァラトゥストラ!」を起動。ノーヴェに言われたとおり魔力を抑えるように魔力封印を行った。

「ねえ、あの人たちって・・・!」

「ああ! 間違いない、騎士イリス、騎士トリシュタン、騎士アルテルミナスだ・・・!」

「本物・・
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