逆さ磔の悪魔
ティータイム
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彼女の淹れる紅茶は美味しい。
壬生森はそう思い、紅茶を啜ることにした。
金剛は、そんな壬生森を見つつ、自分のティーカップを手に取り、同じように啜る。
少しだけ抉れた月の浮かぶ窓からの、淡光だけが照らす部屋の中は、彼等の会話がなければ潮騒しか聞こえないほど静かで。
会話さえなければ、魚釣島の執務室で繰り広げられている光景は、まるでブルネイの執務室の静かな夜と同じような光景だ。
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