暁 〜小説投稿サイト〜
彼願白書
逆さ磔の悪魔
ティータイム
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
彼女の淹れる紅茶は美味しい。

壬生森はそう思い、紅茶を啜ることにした。
金剛は、そんな壬生森を見つつ、自分のティーカップを手に取り、同じように啜る。

少しだけ抉れた月の浮かぶ窓からの、淡光だけが照らす部屋の中は、彼等の会話がなければ潮騒しか聞こえないほど静かで。

会話さえなければ、魚釣島の執務室で繰り広げられている光景は、まるでブルネイの執務室の静かな夜と同じような光景だ。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ