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とある老人が日本刀を使う悪魔の力をもって転生するお話
MISSION1.REINCARNATION
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彼がしばらく育つと、ある大事件が起きた。
彼が転生者とは知らず捨て子の状態から育ててくれた園長、そしてその住民に孤児園の子供達が全員殺害されてしまった。
犯行を行った人物はあるカルト宗教の者たち、この者たちは自分達が神のつかいとほざきながら次々と住民たちを殺害していった。
当時ヤマトは田舎の頼みで出掛けていたが、戻ってきたときはまさに火の海になってしまっていた。
無惨に殺害された男性、助けを求めながら炎に溺れた少女。そして逃げろと遺言を彼に残して逝った園長先生━━━━
彼がカルト集団に会ったとき彼は怒りを隠しながら質問した。なぜこうしたと。
カルト集団はこう答えた。これは神の
導
(
みちび
)
きなのだと。
この答えを彼は予想してしまっていた。そして当ててしまったことにさらに苛立ちを感じた。
自分を無理矢理転生させたあの神か、またはカルトの単なる妄想か、だかそれを一瞬考えた後彼はあることを決めた。
━━━━━━━━━まずはコイツらを殺そう。
鞘
(
さや
)
に納まった刀をカルト集団に向けながらこう言った。
「Will kill you all(貴様ら全員皆殺しだ)!!!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「・・・・・・・・」
あるアパートに帰り、昔のことを思い出したヤマト。
一人暮らしには前世のこともあり慣れているがやはり今思い出しても胸糞が悪すぎる。
苛立ちをどこかにぶつけたい気分だった。しかしぶつけれるものがなにもない。ただ頭を強くかきむしるしか出来なかった。
ピンポーン
インターンフォンがなって一瞬硬直するヤマト、今の彼の顔は苛立ちは嘘のようになく気の抜けた顔で玄関にでる。
「こんばんはです。ヤマトくん、今日も夕飯をもってきたです」
隣にすむ少女、コンパだ。彼女は彼が今す住んでいるこの都市、プラネテューヌのナースでヤマトがアパートに住む前からおり、初めは挨拶だけの関係だったが自分がある日ギルドでの仕事のせいで遅く帰っていた際、偶然彼女と遭遇し、軽く説教された。その後一緒に帰るときお互いのことを話し合っていた。
彼女はナースをやっている。彼女もまた故郷を離れて一人暮らしをしている。ここにきてたくさんの友達ができたとか、
一方自分は少年というには充分すぎる年齢で一人暮らしを始めたことや、一人で仕事に出たり、なにもない日も一人で過ごしていたりと孤独な内容を彼女に話してしまった。
寂しくないのですかと言われたが、ヤマトは完全に馴れて
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