外伝〜想定外(イレギュラー)の戦い〜 前篇
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ター達の方もボク達みたいになっているかもしれないね〜。」
そしてクレア少佐とミリアムはシェラザードとトヴァルと共にエレボニア帝国方面へと向かった。
「旧Z組の人達にはちょっと悪い事をしたよね〜。サザ―ラントでアガットさんを手伝ってくれたのに………」
「……そうだね。だけど彼女は旧Z組の中で特に”立ち位置”が微妙でもあるから、今回のような出来事が起こっても仕方なかったと思うよ。」
「――――だからといって、肝心な場面で旧Z組の人達と敵対して、最後はリィン君達を守るためにリィン君達を庇って命を落として、リィン君達を悲しませるなんて事まで、あたし達の世界で起こす訳にはいかないわ!」
複雑そうな表情で呟いたミントの言葉にヨシュアが静かな表情で同意している中エステルは怒りの表情で答えた。
「エステル………そうだね………オリビエさん達の為にも、並行世界の新Z組が教えてくれたオズボーン宰相達の野望は何としても食い止めないとね。」
「うん!みんなで協力すれば、絶対に大丈夫だよ!」
エステルの意見にヨシュアとミントもそれぞれ賛成の答えを口にした。
「フフ…………(例え世界が”終焉”に向かおうとも、どんな闇をも照らし、希望を諦めない貴女のその”光”は変わらないでしょうね………)」
一方エステル達の様子をフェミリンスは微笑ましそうに見守っていた。
その後エステル達は気絶した軍人達を拘束し、エステル達の連絡を受けて峡谷道に到着したクロスベル軍・警察に拘束した軍人達の身柄を引き渡した―――――
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