外伝〜想定外(イレギュラー)の戦い〜 前篇
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んな、あたしに力を!―――行くわよ!」
Sクラフトを発動したエステルが棍を虹色に輝かせてミリアムに向かって突撃した。
「わわっ、ガーちゃん、何とか耐えて〜!」
「―――――!」
突撃してくるエステルを見たミリアムは慌てた様子でアガートラムに防御の構えで絶対障壁を展開させて自分を守らせたが
「たぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「―――――!?」
「ひゃんっ!?はうっ!?いたいっ!?」
神の力を宿した棍による乱舞攻撃の前には絶対障壁は何の意味もなさず易々と破壊され、エステルはアガートラムごとミリアムに乱舞攻撃を叩き込んだ後止めに突進と共に薙ぎ払いによる一撃を叩きつけてミリアム達の背後へと移動し
「神技!セプトブラスト!!」
エステルが棍を一振りするとミリアム達の中心地で火・水・風・地・時・幻・空の7属性による連鎖爆発が起こった後虹色の大爆発が起こり、更にミリアム達の足元から空に浮かんでいる雲を貫く程の虹色の柱が上がった!
「うわああああああっ!?も、もう無理だよ〜…………」
「!!!!!???――――――………」
遥か昔の先祖である空の女神エイドス直伝の七耀脈の加護を受けた神棍で乱舞攻撃を行う神技――――セプトブラストをその身に受けたミリアムとアガートラムはそれぞれ悲鳴を上げて戦闘不能になったリアムは地面に膝をつき、アガートラムは地面に落下してそのまま動かなくなった!
「…………」
「撃たせるか!」
「魔術は厄介だが、アーツのように発動には時間がかかる事は調査済みだ……!」
一方エステルに協力している異種族達に向かって行った軍人達は魔術の詠唱を開始したパズモを見ると詠唱の最中に攻撃して魔術の発動を中断させる為に近接戦闘用の武装でパズモに襲い掛かったが
(させるか――――疾風牙!)
「ぐがっ!?」
「ガッ!?」
サエラブが電光石火の如く鋭い気迫と共にパズモに襲い掛かった軍人達に突進攻撃を叩き付けて怯ませ
「援護する!」
「獣如きが……!」
苦戦している味方の様子を見た銃を武装にしている軍人達はパズモやサエラブに銃撃をしようとした。
「させません!――――降り注げ、大地の力!大地の制圧射撃!!」
「ぐあっ!?」
「ががっ!?」
しかしテトリが空に向けて放った一本の魔力の矢が矢の雨となり、遠距離からパズモ達を攻撃しようとした軍人達に降り注いだ為、軍人達は支援ができなかった。
「フフ、纏めて落としてあげるわ!」
「しま―――」
「クッ、身体の動きが……!」
ニルは光の魔力を宿らせた連接剣で近接戦闘用の武装の軍人達を纏めて巻き付けた後そのまま連接剣を振り上げて軍人達を宙に浮かせ
「ハアッ!」
「グエッ!?」
「ガアッ!?」
連接剣を地面に向けて思い切り振り下ろして軍人達を叩きつけた!
「吹き荒れよ
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