507部分:第四十話 それぞれの幸せその六
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か?」
陽太郎を見上げてだ。彼に問うてきた。
「そこに行くのは」
「あっ、実は俺もさ」
「陽太郎君も?」
「そこ行こうって考えてたんだ」
微笑んでこのことを話した。
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