06.そうだ、刑務所に逝こう。
第14回
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「説明が……長かった…………」
説教の様な琴葉の説明を聞き終え、ぐでっとソファに座るレン。他七人も、ソファや椅子に腰を掛け、休憩をする。聖月も含めて、だ。
「失礼しまーす! コトが言ってたお客様って、貴方達ね!!」
「わー! リサ、駄目だよ!」
「良いのよ、ユリ! 此処は人間ばかりで、人外なんて特にいないの! 折角なんだし、いいでしょう?」
「でも〜………」
「あ、リサちゃん、ユリちゃん! お客様に迷惑掛けちゃ駄目でしょ! 済みません、お客様………」
「うわぁああああああ!!?」
「お、オイっ、引っ張るなっ………げほっ、ごほっ」
「おぉぉいいい!? ちょっと待てぇええ!?」
「うわ、煙の量可笑しいでしょ……げほっ」
「琴葉ァアアアア!! 輝と紫苑が遊んでたら爆発したァアアアア!! さっさと来いやァァアア!!」
「涙さぁぁああん!! 琴葉さん、優雅に寝てるんですけどー!!?」
「叩き起こせレンんんんん!!! ………ごほっ、おえっ」
「僕に出来るわけ無いじゃ無いですかぁあああ!! 琴葉さぁぁん、書類も見て下さいよぅぅううう!!」
「じゃあお姉ちゃん呼んでよ! ………げほっ」
「宙さんんんんん! 何処ですかぁぁああ!?」
「って、騒がしいわ!! 人の睡眠を邪魔するな!!!」
「何勝手に寝てやがる変人社会不適合者! さっさと来やがれ!!」
「幹部補佐が何て口聞いてんだボケェ!! しばくぞ!!」
「何でも良いから来いやぁあああ!!」
「客が居るのに五月蝿くないか…………ごほっ」
「爆発!? そっちの方が楽しそうじゃない!! ユリ、行くわよ!」
「ええ!? ………せめてコトを連れて行こうよ〜」
「早く行くわよ!」
「ええ〜!?」
「ちょ、此れ絶対燃えてんだろ!!」
「否、燃えては無いけど。ただ、琴葉の部屋にあった薬品を全部混ぜただけだし」
「もっと危ねぇだろうが!!」
「危険では無いと思ったから、危険では無い」
「危険すぎるわ!!」
「こーとーはーさぁああん!! 早く書類を見て下さいよぉお!」
「私はー、忙しいのだー」
「寝てるだけじゃ無いですか!!」
「忙しいのだー」
「書類見るか、爆発現場に行くか選んでくだだい!!」
「ギャアァァアアア!! マジで燃えてるじゃねぇか!!」
「ほら、さっさと火、消してよ」
「消せるか!!」
「さっさとしないと死ぬぞ」
「テメェ等もだよ!!」
「ほら、コトっ! 行くわよー!!」
「ギャァァアアア!! 止めでぇぇえええ!? 引っ張るなぁあああ!!」
「ほら、琴葉さん! 行きますよ!!」
「消火器が可哀想じゃん!! 私じゃ無くて消火器を使えよ!!」
「消火器で消せるわけ無いよ……」
「おわぁぁああああ
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