カーテンコール3
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って、結局、誰だったんだろうな」
八王「作品がブレイクしたというのに、全然『わたしの楽曲だ』って名乗り出てこなかったもんね」
定夫「あの曲が、すべての始まりだったんだなあ」
トゲ「いや、すべての始まりと申すならば、レンドル殿が『航女』で玉砕したところからでござるな」
定夫「いやいや、それいうなら、八王子がアゴを砕かれたことかな」
八王「ぼくがアゴを蹴り砕かれた話は、もうやめようよ!」
敦子「とにかく、三人の出会いがあったからこそ。ですよね」
トゲ「そういう過去があり、そこから未来で敦子殿に会えたこと。過去と未来が繋がって、生まれた作品なのでござる」
敦子「ちょっと強引ですが、綺麗にまとめましたねえ」
八王「あっ、そういえば敦子殿さあ、初めて会った時なんだけど、自己紹介がなんで英語だったの?」
敦子「え?」
トゲ「いわれてみれば」
敦子「記憶にないんですが。なんですか、それ」
定夫「はあはあ息を切らせながら、マイネームイズアツコっていってたよな」
八王「うん。カチコチに強張った笑顔で」
敦子「えーーーっ。ほんとに知らないですう。うわあ、恥ずかしいーーっ」
トゲ「お、幕が降りてきたでござる」
八王「敦子殿にはナイスタイミング」
敦子「確かにそうなんですが、なんで毎度あたしの恥ずかしいタイミングなんですかあ!」
定夫「まあまあ。今度こそ、終幕かな」
トゲ「では、みなさまっ!」
定夫「長いことお付き合いいただきまして!」
八王「本当に!」
敦子「ありがとうございましたーーっ!」
一同「ほんとにほんとにさようならーーーーーっ、かな?」
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