500部分:第三十九話 あの場所へその十
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「安心しておいて」
「そうさせてもらうわね。楽しみよ」
星華も顔を正面に向けた。そうしてまた言った。
「本当にどんな相手かね」
「期待してるんだ」
「不安もあるけれど」
それは否定できなかった。今の彼女は期待と不安、その二つの感情が混ざり合っているのだ。それは自分でもよくわかっていることだった。
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