第一章
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い、オクタヴィアヌス殿はお身体も弱く」
「戦いは不得手です」
「それはその通りです」
「あの方もそのことは気にしておられます」
「いざ戦いになっても問題ない」
勝てるというのだ。
「しかも私の妻は彼の姉なのだぞ」
「その縁もありですか」
「問題はない」
「そう言われますか」
「そもそも戦いにならない、私と彼はな」
アントニウスは笑って言っていた、よしんば戦いになろうともオクタヴィアヌスには勝てるとだ。そうしてだった。
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