第七千二百五十話 久し振りの喧嘩
[8]前話 [2]次話
第七千二百五十話 久し振りの喧嘩
イギリスとフランスが久し振りにやり合いました、スペインはそのやり合いの後で両国に尋ねました。
「魚介類のことでかいな」
「ああ、ちょっとな」
「漁師の人同士がやり合ってだよ」
イギリスとフランスはこうスペインに答えました。
「俺達もちょっとな」
「まあすぐに終わったけれどな」
「それでフランスが圧倒かいな」
結果はそうだったのです。
「食いものへのこだわりが出たか？」
「俺だって食うことは食うぞ」
「いや、御前の料理まずいし」
スペインもこのことはよく知っています。
「それも滅茶苦茶」
「そこからこだわっていないっていうのかよ」
「そやろ、まあこんなことはすぐに終わらせんとな」
「ああ、こんなの長引いても仕方ないしな」
「もう終わる方向で動いてるよ」
既にというのです、イギリスとフランスは本当に久しぶりにやり合いました。思えば二百年振りでしょうか。
第七千二百五十話 完
２０１８・８・３１
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2025 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除