496部分:第三十九話 あの場所へその六
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見ながら同じ星を見ている星華に言うのだった。そうしてそのうえで話をするのだった。
「それでも。お星様自体も」
「そうね」
星華もだ。椎名のその言葉に頷いた。
「お星様自体もね」
「だからいいの」
それでだというのである。
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