暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第59話 体育祭(前準備)
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3人ずつでいいわね。男子は小林、零治、神崎、女子はフェイト、ライ、すずかと夜美はタイムが一緒だけどどうする?」

「夜美ちゃんこの学校での体育祭は初めてだよね?だったら夜美ちゃんが出なよ」

「そうだな、じゃあ我が出ることにしよう」

これで決定かな。

「これで決まりね!私達は赤組よ、体育祭は頑張りましょ!!」

こうして俺達の出る競技は決まった。







次の日……………

「凄いな…………」

昇降口にある掲示板、そこにまた人だかりが出来ていた。

「恐らく会長だろうな」

「「「会長?」」」

「また何か企画してるのか?」

フェリアは不安そうな顔で俺に聞いてくる。
事情を知らない3人は何を言っているか分かってないみたいだ。

「アレを見れば分かるさ」

俺はそう言って掲示板を指差す。
取り敢えず掲示板を見てみることにした。


「さて、何が載ってるのでしょうか………」

そう言って星が見てみる。

「なになに……………『特別障害物走、クリアした選手の色に大量得点!!部活には部費の増加あり!!参加自由なので是非参加を!!』ですって」

流石、会長。仕事が速いな…………

「僕出る!!」

すかさず出ると宣言するライ。

「いいんじゃないんですか」
「頑張るのだぞライ!」

「うん!応援しててね!!」

星と夜美は応援してるけど……………

「大丈夫なのか………?」

「どうだろう…………」

フェリアと俺は不安で一杯だった。

「今の所は何とも…………まあ俺と桐谷も出るし、出来るだけフォローするさ………」

「そうか…………」

そんな可哀想な奴を見る目で見ないでくれ、フェリア。

「フェリアも出る?」

「断固拒否する!」

そんなに強く否定しなくても………

せめて楽しく過ごせる体育祭になってくれ………………

そう俺は願ったのだった。
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