第59話 体育祭(前準備)
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
質問!
「クリアした人の色に点数を加算すればいいわ」
簡単に問題はクリアーされてしまった…………
「で、ですけど、期間も後一週間後ですし、今回は…………」
「大丈夫よ、私が準備するわ」
この人ならやりかねない。
「でも集まらないかも…………」
「桐谷の言うt………」
「部費で釣るわ」
駄目だ、何を言っても絶対やるなこの人…………
桐谷の顔を見てみるとどうやら桐谷も同じ事を思ったらしい。
願わくば、俺たちには飛び火しないy………
「あっ、二人も出てね」
「「絶対に嫌です!!」」
ほら、やっぱりそうきた…………
「いいじゃない、二人共運動神経良いし、二人が出ると盛り上がるのよ」
「「絶対に出ません!!」」
「………ならクリアしたら文化祭の時、余り迷惑をかけないように配慮するわ」
「「絶対に出ます!!」」
えっ!?簡単に折れすぎ?
いや、絶対に文化祭の方が酷くなるでしょ。
「なら決定ね、今日中に考えて、明日発表するわ!!」
ご機嫌でそんな事を言う会長。
自分が楽しいと止まらないんだからこの人は…………
「…………面白くなりそうっス」
「ウェンディ?」
5時間目……………
「みんな、体育祭の出る種目を決めるわよ!」
アリサが教卓に立ってみんなに話かける。
「先ずは男子1500m走。えっと…………小林君でいいわね」
「強制!?」
「だって野球部じゃない」
「いや、そうだけど…………」
野球部だからって長距離走ってのは酷いと思う……………けど!!
俺に回って来ないしいいか〜
「ウチのクラスは帰宅部ばかりで、長距離走れる人が居ないのよ、お願い!!」
頭を下げるアリサ。
それを見て、圭も驚いている。
「いや、そこまでしなくてもいいからバニングスさん!!分かった、俺が出るよ!!」
おっ、決まったな。
「ありがとう、次は…………」
とこんな感じで効率良くアリサが決めていった……………
「さて、次は2人3脚ね、何故か男女ペアでなくちゃいけないんだけど、立候補は………」
「「「「「「「「「「ハイハイハーイ!!」」」」」」」」」」
SBS団が一斉に手を上げた。
「何でここだけ一生懸命なのよ……………」
アリサが呆れるのも分かる。
今まで沈黙を守ってた奴等がいきなり騒ぎ始めたのだ。
「絶対やりたくない…………」
「気持ち悪い…………」
ほら、女子が引いてるじゃねえか…………
「はい、私やりま〜す!!」
そんな中、空気をぶっ壊す様に坂巻が手を上げた。
その瞬間SBS団
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ