機動戦士ガンダム
2150話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
それこそ、単体としてはMSよりも高性能な機体を目指しているらしい。
悪くはない、悪くはないが……このMAはR-1型とは違って持っていくのは止めておいた方がいいか。
ルナ・ジオンとシャドウミラーが現在接触しているのがMIP社だけに、ここでMIP社に被害を出すような真似をすれば、それは今後の関係に大きく悪影響を与える。
今はまだジオンにいるようだが、この戦争が終わった後……MIP社は、出来ればルナ・ジオンに来て欲しい。
兵器メーカーというのは、絶対に必要になるのだから。
シャドウミラー側にとっても、この世界の技術という点では兵器メーカーという存在は大きな意味を持つ。
また、基本的に人型機動兵器がメインのシャドウミラーだけに、非人型とでも呼ぶべきMAは、興味深い筈だった。
そんな訳で、MAは奪っていくような真似はしないが……それでも、どのような機体を作っているのか確認するのは、この場合重要だろう。
実物は持っていかないのだから、データだけは許容して貰いたい。
そう思いつつ、MAのデータに目を通す。
MA-05ビグロ。それがMAの名称だ。
MAは勿論モビルアーマーだろうが、05って事は……他にも4機いるのか?
いや、でもこうしてざっとデータを見ても出てこないとなると、他の4機は試作機か何かだった可能性もあるのか。
そんな風に考えつつ、ビグロのデータを見ていくが……強大な推進力を利用した一撃離脱戦法を得意としているらしい。
メガ粒子砲も装備しており、使いこなせればかなり強力な機体となりそうではあるが……このG、普通の人間には結構厳しいんじゃないだろうか。
そんな風に考えつつ、俺はビグロのデータを眺めるのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ