第十九話 Gゴースト
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
翼と烈斗がバトルフィールドに立ちGPベースをセットした。
「ちょっと待って!相手ゴーストだよ!?」
「知ったこっちゃねえ!・・・こいつは・・・マジのガンプラバトルがやりたくてしょうがねえんだ・・・勝ち負けじゃない・・・所詮勝ち負けは精一杯戦い抜いたことの副賞でしかないんだ・・・本当にやらなきゃいけないのは最後の最後までやり抜くことだ!!」
『へっ!その心意気・・・応えてやらなきゃな!!』
やる気満々の翼と烈斗に香澄と新之助はやれやれといった具合に見守ることにした。
「天地翼!武者烈斗頑駄無!天地大河スペシャル!!」
『おっしゃああ!!試合だ試合!!』
己の顔面引っ叩いて気合を入れる烈斗とコンソールを強く握る翼。
「ガンダムボーイ!今日は一人だけど!出陣!!」
『おっしゃあああああああああああ!!!』
カタパルトから発射されてバトルフィールドに降り立つ烈斗。フィールドは薄暗い洋館のような場所・・・さながらゴーストハウスのようなフィールドだった。
「流石ゴースト・・・ちょっと不気味なフィールドだ」
『ああ・・・ちょっと寒気がするな』
実際のフィールドに立つ烈斗は不気味さを感じ取りながら辺りを見回すと妖しい炎が浮かび上がった。
妖しい炎・・・人魂が烈斗の周囲を駆け巡ると人魂は収束していき人型に形成されていく。
『なんだありゃ・・・?』
「・・・G(ガンダム)ゴースト」
人魂から形成されたガンプラ・・・クロスボーンガンダムを主体とした有機物と無機物を合わせたようなハイブリッドな容姿。
「ゴーストなのに生きてるみたいだな」
『あのガンプラ・・・やっぱりなあいつも戦いたいのか・・・良いぜ!俺が相手になってやる!!』
菊一文字を抜刀しGゴーストに斬りかかる烈斗。だがGゴーストもビームザンバーを抜き烈斗を受け流すと追撃の一閃を浴びせるが烈斗はSD形態の小回りの良さを利用し回避する。
「なんだあいつ?」
『翼・・・こいつ相当強いぜ・・・しっかり根性入れて行かねえとやべえぞ』
烈斗の言葉に翼は構え直すがGゴーストはクロスボーンの特性を活かした接近戦で烈斗を徐々に追い詰めていく。
烈斗がGゴーストに斬りかかるが粒子化のような回避を披露し烈斗の背後に回るが烈斗か刀を持ち直しそのままの体制で背後のGゴーストを突いた。
Gゴーストはビームザンバーで受け流しがカウンター攻撃だった為か正確には受けきれずに吹き飛ばされてしまいフィールドの壁に激突した。
だがGゴーストは体勢を立て直し烈斗に向かってビームザンバーを構え直した
(こいつ・・・強い・・・これだけ強いのに・・・だからやり残したんだ・・・)
Gゴーストの気持ちが伝
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ