機動戦士ガンダム
2149話
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ったが、俺はそれに構わずニーズヘッグのコックピットに戻る。
今は驚いて何も考えられなくなってるからいいが、このまま下手に空を飛んでいたままだと、場合によっては歩兵に狙撃される可能性もあるのだから。
いやまぁ、俺には物理攻撃は効果がないので、狙撃されても構わないと言えば構わないのだが。
それでも、俺の異常性をわざわざここで知らせる必要もないだろう。
驚いている者達をその場に残し、ニーズヘッグはその場を後にする。
それにしても、こっちの実力をこれだけ見せつけてしまえば……これ以後も攻撃してくるかどうかは、微妙なところだな。
そんな風に思わないでもなかったが、今回の一件に関して言えば、向こうの戦力は既にかなり消耗している。
であれば、これ以上の被害を受けないために降伏するという選択肢も存在している筈だった。
……とはいえ、ギレンと政治的な対立をしており、ドズルともMSの扱いで敵対した経験がある以上、ここで自分達だけがかなりの被害を受けるといった真似は、とてもではないが好むようなものではないだろう。
ましてや、ここで降伏するような事になれば、キシリアの面子はこれでもかと潰されてしまうだろう。
であれば……いっそこっちと手を組む?
いや、ルナ・ジオンを率いているのがセイラである以上、その選択肢はあり得ない。
そんな風にキシリアの次の手を考えつつ……俺は、グラナダの中を進むのだった。
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