暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2148話
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いのかもしれない。
 とはいえ、今の俺はアムロが知っている俺ではなく、20代の姿だ。
 今の俺を見て、あの時の俺だと認識出来るかどうかは……正直、微妙なところだろう。
 何だかんだと、報告は聞いているものの、実際にサイド7には暫く行っていない。
 ルナ・ジオンの件が一段落したら、サイド7に顔を出してアムロをスカウトしてみるのも手だな。
 今度は前回会った時と違って、ルナ・ジオンやシャドウミラーといった後ろ盾がある。
 そうである以上、上手くすればスカウト出来る可能性も否定は出来ない。
 とはいえ、そうなればそうなったで、将来的に不味い事にもなりかねないんだよな。
 俺がセイラと接触した時に感じたのは、小惑星を地球に落とそうとするシャアと、それを止めようとしているアムロ。
 そしてアムロは、ほぼ間違いなく連邦軍の兵士だった筈だ。
 つまり、ここでアムロをルナ・ジオンやシャドウミラーに勧誘した場合、もしセイラの狙い通りにいかなかった場合、最悪小惑星が地球に落下する可能性は十分にあった。
 勿論俺達シャドウミラーの戦力があれば、小惑星を消滅させる事も可能だろうが……それでも保険的な事を考えれば、アムロは勧誘しない方がいい……のか?
 そんな風に悩みつつ、俺はグラナダに向かって一般市民は下手な抵抗をしない限り攻撃をしないと通信を送るのだった。
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