インテグラル・ファクター編
掛け勝負
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戦のプロよ?顔色を読むぐらい朝飯前だわ」
「その通りだ。俺たちはお前を見捨てないし、何より負けたくないからな」
「アスナ……アヤト……」
「そうそう水臭いですよ!キリトさん!」
「コハルも……みんなありがとう」
キリトは頭をかく。
「じゃあ早速始m『平均レベルはこっちが上なんや!四の五の言わんとアタックはワイらに任せい!!』
突然後ろから怒声が響いてきた。この訛りはキバオウか?
「いいや!ディアベルさんがいなくても、俺たち《ドラゴンナイツ》が最前線に立つ!!」
「なぁにがドラゴンじゃ!さぶイボ立つわ!男やったら虎やろ虎!!」
そういう問題!?あ、キバオウのパーティの人が俺と同じツッコミ入れてる……。
「ゴホン!とにかくや!格好だけディアベルはんと同じにしたからゆうて後継者気取りはやめてもらおか!ディアベルはんの正しい後継者はワイら《アインクラッド解放隊》や!」
「ふん、大層な名前に見合った実力があるとは思えないがな……!」
「なんやとぉ!」
いやーなんていうか、大丈夫なのか?最前線……。ぶっちゃけソロまたはコハルとやってる俺は関係ないが、このままでは力が分散して大変な事になる。
「ん?見ない顔だな?それになんだか装備もいいやつ持ってるし、今までどこで燻ってたんだ?」
「最近前線に来たみたい。レベルはあまり高くないようだけどね」
「ほーんちなみに彼らにも名前があったりするのか?」
するとコハルとアスナは微妙な顔になる。
「レ……」
「レ?」
「レジェンド・ブレイブス」
「伝説の勇者たちね」
ブフッ
俺とキリトほ手で口を抑える。
「メンバーは……ベオウルフさんに」
「あの人がクフーリンさん」
もうやめてあげて!俺たちの腹筋のライフはもうゼロよ!
「で、リーダーの……」
「わかった!よくわかったからちょっと待って!」
「レベルにそぐわない装備の豪華さにも得心がいった!要は形から入るタイプなわけだ」
コハルとアスナは?を浮かべていると
「あ、あの人がリーダーのオルランドさん」
オルランドは例のプレイヤーの鍛冶屋のところで武器強化を行なっていた。やけに「である」だの「なのだよ」とか使っているし、どこの緑の人だよ。
「さ、流石はリーダー」
「キャラ出来上がってるのな……」
そんな俺たちに気づかずに説明するコハルとアスナ。
そんなこんなしているとオルランドは鍛冶屋と握手していた。鍛冶屋はネズハというようだ。
「5回連続で成功ってやっぱりプレイヤーの鍛冶屋は違うな」
「ああ、それにしてもこんな前線に鍛冶屋がねぇ。ま、よく考えてみれば上客捕まえるチャンスだもんな」
「危険を承知で
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