第57話 ダメっ子シスターズ、初めての学校
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戸惑う。
「優柔不断な男子は駄目っスね。次、そこのチャラ男の男子」
簡単に切り捨てて、隣の男子に話しかけた。
「めっちゃ、グット!!」
「キモイから止めてくれっス」
冷たく切った!!!
チャラ男の男子は傷ついてる。
「セインはどう思うっスか?」
「えっ、この流れでまさかの私!?えっと……………綺麗な髪だし、似合ってると思うよ」
「うっ、ありがと………」
セインに褒められて照れる、ドリル女。
そう言えば名前は菊地さん…………だっけ?
「流石セインっス!!自然に褒め言葉が出る所がさっきの男共とは違うっス」
更にダメージを受けるさっきの男子。
流石にいじめすぎじゃないか?
「ということで絶対に止めちゃいけないっス!」
「そうね…………それに普通の人とは違う方が目立つわよね…………」
ウェンディの言うことを信じちゃいけないと思うけど…………
「分かったわ、私、自分を貫く!!」
「よく言ったっス!!」
ガシッ!っと手を繋ぐ二人。
「何か駄目な方向にいってるよね…………」
「そうだよな……………」
ふと回りを見てみると、他のクラスメイトも同じような顔をしている。
「あれは、ずっとウェンディのおもちゃだな」
「そうだね…………」
仲良く話をしている2人を見ながら私達は話したのだった。
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