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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百三十話
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「ここが箒お姉ちゃんのおうち?」
「ああ、篠ノ之神社だ」
鳥居を見上げる円香。
鳥居に張り付けてある銅板には『しののの』と書いてある。
「どうする円香?」
「どう?」
「お前が良ければ少し剣を教えようと思っていたんだが、やってみるか?」
「けん? 篠ノ之流剣道?」
「いや、織斑流剣術だ。とはいえ織斑流は篠ノ之流がベースだから篠ノ之流を教えるといってもいいのだがな」
箒は早く円香に自衛の力を付けて欲しかった。
でないと、円香にプライベートが無いと。
自分は剣術と魔法とISを持っている。
だが円香は未だに何の力もない。
強いて言えば気功を多少使えるので大人に力負けはしないが武器を使われると厳しい。
「それと円香」
「なぁに?」
「この神社に居る間は全力で気を廻し続けろ」
「いいけど、ご飯たくさん食べちゃうよ?」
「構わんさ。私もかなり食うからな」
くるりと箒が後ろを向いた。
「オータム。だったよな?」
「ぉ、おう」
オータムが僅かにあとずさる。
「なぜ逃げる」
「いや…おまえ…アレの恋人っつーことぁ…」
「ごめんなさいねホウキ。この子あの坊やがヴィーティングを処刑したのを見てからずっとこうなのよ」
「まぁ」「わからなくはないわね」
「ご主人様のあれは」「刺激が強いもの」
「あぁ…そういう…。まぁ、それは置いておくとして、オータム。
円香の護衛なら護衛対象に力負けというのは格好がつかないだろう?」
「ええ、そうね」
「だから円香に剣術を教えるのに平行してお前に気功術を教える」
「そうね、オータムのガ・ジャルグは気功の使用が前提のようだし」
「決まりだな。着いてこい。案内する」
束が円香に剣術を教え、箒がオータムに気功を教える。
束が円香に渡したのは、刃を潰したサイコ・Eカーボン製のジャパニーズ・カタナブレードだった。
「まーちゃん。もうちょっと脇しめて」
「うん!」
「上手い上手い。まーちゃんは気功使えるからサイコ・Eカーボン製ブレード振れるもんね」
「うん!重くないよ!」
「偉い偉い」
庭で素振りを行う円香は、とても筋がよかった。
「じゃぁ、こっちも始めるぞオータム」
「おう」
箒とオータムが向かい合って座る。
箒は正座、オータムはスーツで上蔵だ。
「まず、世界の仕組みを少しだけ話す」
「あら、面白そうな話ね」
縁側に座るスコールが面白そうに笑う。
「お前達は裏世界の住人…と世間一般では言われる人種だ」
「だが一夏曰く、世界は表裏ではなく階層構造を
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