第百三十話・裏之壱
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し」
そこで一夏が少し手を奥にやって、胸の付け根…脇と胸の境界線辺り━━正式名称スペンス乳腺━━を押し込む。
「んん……」
「あ、やっぱここは感じるんだね」
「わかる、のか?」
「サイオン管が集まってるからね。性感帯と神経とサイオン管は切っても切れないからさ」
「ん…魔法ってエロに転用できるんだな」
「魔法はエロだろうがバトルだろうが日常生活だろうが何にだって転用できるよ。
だって魔法はただの力だから。
その力をどう変換してどう使おうが勝手なのさ」
一夏がニヤっと笑って、千冬の胸から手を離した。
「例えばコレ」
LILIN-KISS cast
一夏の手が再び千冬の胸をふたたび押し込む。
「あっ!? ひゃっ!? 」
「リリムキッス。痛覚を無限に増幅させる暗殺術式を箒が改造した魔法。
効果は『対象者の性感を任意の倍率で増加』。
今姉さんに使ってるのは10倍ね」
説明を続けながらも一夏は千冬の胸の付け根を責め続けていた。
「やっ!?ぁっ!ひぅっ…!」
千冬が一夏を包み込むように抱く。
そうして…
「あっ…んゃっ…!っ………………!」
千冬の体がビクン、と跳ねた。
「ディキャスト」
未だに震える千冬に抱かれたまま、一夏がリリムキッスを終了させる。
一分ほどして落ち着いたのか、千冬が抱擁を解いた。
「……………」
「姉さん。大丈夫?」
「もんだいない」
一夏は初めて見る姉の恥態に、嗜虐心を煽られる。
「じゃ、もう一回いこうか」
「ふぇ?」
一夏がリリムキッスを再び発動する。
「今度は胸全体でイケるか試してみよっか」
手を伸ばし、姉の胸の下辺りを押し込む。
「んんっ…!」
手が小さく、『揉みしだく』という行為はできないが、それでも手を広げて広範囲を押し込んでいる。
「ん…ふぁ………んん……や…そこ……」
「ここ?」
アンダーバストの辺りのサイオン密度の高い場所を、ぎゅっと押し込んだ。
「んんっ……!」
千冬がビクッと体を震わせた。
「軽くイッたね」
LILIN-KISS-plication
「ひゃぁぁ!?」
ビクンッビクンッと激しく体を痙攣させた千冬が後ろ向きに倒れ込んだ。
幸い一夏のベッドは広いので落ちる事はなかった。
「ぁっ………ぁっ………」
「あちゃ…やり過ぎたかな…」
一夏がホロウィンドウを開き、千冬のバイタルを確認する。
「うん。まだ大丈夫だね」
今度は一夏が千冬の上に乗る。
「姉さん。重くない?」
「だいじょ……ちょっと待て一夏。これからどうするつもりだ?
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