西暦編
第五話 タイム・リミット@
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暇があるのなら、次の行動を取るべきだ。
凛は己の疑心を振り払うと、苦手にしている携帯電話を手に取った。
操作に迷いはない。この二年、同じ操作を繰り返していれば、筋金入りの機械音痴も一工程くらいはものにできる。
「―――――士郎、聞こえる?」
コールは二回。
スピーカーをオンにして、凛は判明した事実を告げる。
その声は、驚愕と焦燥、疑惑…………そして、畏怖によって震えていた。
「魔術協会が――――時計塔が、落ちたわ」
冬木の大聖杯のリミットまで、あと三ヶ月。
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