西暦編
第三話 あの日B
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る。膨大な魔術回路を持つ凛でも、一時間も持たないかもしれない。
「分かりました。ここは、わたしが守り切ります」
それを理解した上で、桜は答えた。
自分の力が信頼され、大切な役割を任された。
その事実が、桜の心を何よりも強く奮い立たせた。ならば、あとは姉の想いに応えるだけ。
妹の眼差しに笑みを返し、凛は力強く呪文を唱える。
「――――Das Schliesen. Vogelkafig,Schlie?ung!」
遠坂に生まれた姉妹、それぞれの挑戦が幕を開ける。
――――冬木市周辺に巨大な晶柱が顕現するまで、あと一時間半余り。
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