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【完結】猫娘と化した緑谷出久
猫娘と強化合宿編
NO.069 強化合宿の始まり
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面を操作してA組全員を崖の下へと無理やり運んでいく。
その際に、洸汰は出久に手を振りながら、

「宿泊施設で待ってるよ」

と言葉を零していた。
崖下へと落とされた一同に頭上からマンダレイの声で、

「ここは私有地だから個性使用は自由よ。今から三時間、自分たちの力で施設まできてちょうだい! この……魔獣の森を抜けて!!」

そんな、どこか不吉な『魔獣の森』というワードを聞いて、不安がる一同。
どういう意味か考えるが、その答えはすぐに分かった。

「グルルルルルル……」

そこにはおよそ三メートルあるかないかの大きさの土くれの魔物が出現したのだ。

「「「「魔獣だーーーーー!!!?」」」」

騒ぐ一同。
だがいち早く正気を取り戻した口田が「鎮まりなさい獣よ、下がるのです」と動物なら通じる個性を発動したのだが、魔獣は一切反応をしない。

「みんな! あの魔獣はピクシーボブの個性で作った土くれ! だから破壊するしかないよ!!」

そう出久は言いながらも魔獣へと飛び掛かっていって、その爪で切り裂いていた。
だが、続々と姿を現す魔獣の群れ。
一同は各自で対応を迫られることになる。
果たしてたった三時間で宿泊施設まで到着できるのか……?






…………補足しておくと、尿意を我慢していた峰田は色々と手遅れだったと記載しておく。


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