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ねここい
第14話
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、アオカンってのはな……(ごにょごにょ)って事」
「……………!!!!」
周囲から注目を集めてたので、佐藤さんが渡辺さんに小声で教えてあげた。因みに白鳥さんと小林先生は他人のフリをしている。

「さ、最低! 蔵原君、最低!!」
知らぬとは言え大声で連呼していた事に恥ずかしくなった渡辺さんは、顔を真っ赤にして神社の境内の方へ逃げてしまった。

「あ……待って渡辺さん!」
金魚屋のオッチャンに睨まれてたのもあるので、便乗する形で俺も境内の方へと逃げる。
多分、他3人も続いてくる気配。






境内の裏手で合流した俺等は、恥ずかしさを打ち消す為に蔵原バッシングをする渡辺さんを宥めることに苦労する。
金を使わないで済むが、もう少し祭りを堪能したかった。

渡辺さんも落ち着きを取り戻し、寒い懐状態で終わる祭りを惜しんでいると、夜空に爆音と共に大輪が咲き乱れる。
そう、祭りのクライマックス……打ち上げ花火だ。

「わぁキレイ……」
誰が言ったのかは判らない。
だが俺も同意見なため、「本当だ……」と返答する。

好感度を上げることが出来たのかは判らないけど、久しぶりに祭りというものを堪能した。
例え姿が猫に見えてても、女の子と……しかも4人と楽しめるなんてラッキーだと思う。
しかも蔵原の意見では4人とも美人らしいし。

さ〜て……あとほぼ2ヶ月。
4人の内、誰か1人に告白しなければならない。
一体誰に告白すれば良いのやら……

失敗出来ないと言うのに!




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