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オーバーロード 狼牙 3
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んてしたらゴーレムが起動するぞ」

「そうですね。それにしてもるし☆ふぁーさん、いなくなっても迷惑をかけてくれる」

「ちっ、あのクソ野郎め。何回迷惑をかければ気が済むんだ」

るし☆ふぁーに対する愚痴をモモンガさんと言い合い、区切りがついた所で他の湯船に浸かりに行く。サウナと岩盤浴の意味がわからなかった。何が良いんだ、あれは?露天風呂は混浴になっていて気配を感じたから逃走した。水風呂は一番最後に入るのが良いな。身が一気に引き締まる。

脱衣所に戻り、瓶に入れて冷やしてあったミルクを一気に煽る。マナーと言うか、様式美らしいのでとりあえずやってみた。

「あ〜、水風呂は失敗した!!火照った所に飲んで爽快感を得るものだったか!!」

「十分美味しいですけどね」

次回は絶対に水風呂を最後に持ってくるのはやめる。着替えを終える頃には昼食にちょうど良い時間になっていたので再び食堂に向かい、昼食をとってから第6階層の森林エリアに向かう。

「凄いですよね、これが自然なんですね。ブループラネットさんが居たら狂喜乱舞したことでしょう」

「そうですね。こっちに来てから言葉だけだったことが実感できて本当に楽しいですね。リラックス効果があるらしいですから。そしてリアルでは出来なかった贅沢もやっちゃいましょう」

「リアルでは出来なかった贅沢?」

「そう、こういう自然に囲まれた中で昼寝ですよ」

「ひるね?蛭音、蒜根、昼寝!?そんなことが許されるんですか!?」

「許される!!というか、オーバーロードだと一睡も出来ないんでしょう。今までの分も寝てください。ベッドは運ばせてますから。アウラ、マーレ、モモンガさんをお連れして」

「失礼します、モモンガ様」

「し、失礼します」

「あっ、ちょっと、待って」

「ちゃんと寝かしつけてね。添い寝までなら許可するから」

アウラとマーレに引っ張られて森の奥へと消えるモモンガさんを手を振って見送る。姿が見えなくなった所で本題に入る。

「さて、この後だが、私はある意味でモモンガさんを裏切ることになる」

「なっ、それはどういうことでしょうか!?」

アルベド以外が驚き、パンドラズ・アクターが戦闘態勢に移行する。それに合わせてデミウルゴスとコキュートスがオレとパンドラズ・アクターの間に立つ。

「それはどういう意味でしょうか、ヴァイト様。場合によっては私は全力で抗わせていただきますが」

「うむ、納得ができないというのならいつでも首を取りに来い。だが、今はオレの話を聞いて欲しい」

戦闘態勢は解かないまでも話を聞く気はあるのか無言で続きを促してくるパンドラズ・アクターに首を縦に振って続ける。

「まず、私がどのように裏切るのか、それはモモン
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