第55話 新学期、俺の平穏は何処へ………
[3/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
いっそ、サーチャー飛ばして監視しようかな…………
転校生3人?
どうでもいい。
どうせ神崎辺りが質問攻めしてアリサが仕切るって感じになるんだろ?
美少女?
俺の周りにはそれしかいないけど?
「それじゃあ呼ぶわよ、3人共入ってきて」
でも俺も男。
美少女と言われれば調べない訳では無い。
そう思って前を見るといつも見慣れている3人がここの学校の制服を着ていた。
「なんでお前らがこの学校にいるんだ!?」
俺はつい叫んでしまった…………
「零治、うるさいわよ!それじゃあ順番に自己紹介して」
「初めまして、有栖星と言います。シャイデ先生は私達の保護責任者です。あっ、いつもレイがお世話になってます。これからよろしくお願いします」
星、お前は俺のオカンか。
「僕は有栖ライ!趣味は運動。好きなものは甘いもの。好きな球団は阪神タOガースです。みんなよろしくね〜!!」
ライの自己紹介は完璧だな。この明るさが人気なのかもな。
「我は有栖夜美と言う。皆よろしく頼む」
………………夜美?
「夜美、あなたもう少し言うこと無いの?」
「いや、自己紹介はどうも苦手で…………」
まあ、何となく前の学校で孤立気味な理由が分かったな。
「まあいいわ。星は今は零治の家でお世話になってるの。みんな仲良くしてね」
「「「「「「「「「「何だってえええええええ!?」」」」」」」」」
な、何て自己紹介を………………
「コイツ、どこまで……………」
「まさかの手元にあんな美少女がいたなんて…………」
「FUCK!!FUCK!!」
ああ、既に戦闘状態になってるわ…………
「零治………アンタ転校の事知らなかったの?」
俺の様子を見ていたアリサが聞いてきた。
「全く……………あっ、だから夜によく集まってたのか!!」
「フェリアは気がついてた?」
「私は3人に既に聞いていたからな」
「あれ?俺聞いてないんだけど…………」
「驚かせてやりたかったのだろう」
そんなドッキリいらないよ…………
事前に知ってれば俺、学校に来なかったのに…………
「俺、帰ったらキャロを思いっきり抱きしめるんだ………」
「零治、それ死亡フラグに聞こえるんだけど………」
「フェイト、俺はキャロの為ならどんなことしても生き残る。例え魔法で全て吹っ飛ばして人類全てを敵にまわしても………」
「それをやったら私が捕縛するから」
とてもいい笑顔でフェイトは宣言しました。
「諦めなさい、というかなのはのオハナシよりはマシでしょう?」
「あれって俺何されてるか覚えてないんだよね。だから魔王とか呼んでる
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ