機動戦士ガンダム
2144話
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ナ・ジオンに到着した。
今頃は移住を希望する者達の戸籍情報とかを作っているところだろう。
普通こういう時は処理する人数が足りなくて時間が掛かるんだが、高い能力を持った量産型Wを使っている以上、人手も容易に増やす事が出来る。
結果として、大量の量産型Wが投入され……千人近い人数の連中がスムーズに作業を行っているらしい。
案の定戸籍登録を嫌だと暴れる奴もいたが、量産型Wにあっさりと鎮圧されており、後でサイド3に送り返される事になるだろう。
ともあれ、そんな感じで色々とやっているうちに、グラナダからの追加の兵力がやってくる。
まぁ、メギロートの数を考えれば、それはおかしくないだろう。
いや、寧ろ戦力を送ってくるのが遅いとすら言ってもいいのかもしれない。
もっとも、キシリアとしては自分の都合で未知の勢力を相手に勝手に攻撃を仕掛けるような真似も出来なければ、接触する事も難しいと考えたのだろう。
普通に考えて、いきなり月に北海道以上の大きさを持つ都市が出来たのだから、それを見て警戒するなという方がおかしい。
そんな感じで時間が流れ……いよいよ、約束の時がやってきた。
現在俺がいるのは、クレイドルの中央に位置する城の中の一室。
そう、ルナ・ジオンの居城とも呼ぶべき城の中だ。
その城の中で、セイラはシェリルからのアドバイスを借りて、女王という立場に相応しい豪華なドレスを身につけていた。
そうして、ルナ・ジオン、シャドウミラーの主要な面々もこの広間に集まっており……
「完了しました。これで、このUC世界では全てのあらゆる回線に映像が流れ、ホワイトスターの方でも希望者は見る事が出来ます」
ルリの言葉に、隣にいるラピスも頷く。
この2人のハッキング能力があったからこその、行動だった。
「では……お願いします」
セイラの言葉に、ルリとラピスが頷き……いよいよ、ルナ・ジオンの建国宣言が行われる。
「皆さん、突然すいません。私はアルテイシア・ソム・ダイクンと申します」
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