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執筆手記
ネタバレ注意【SAOIF】ギルドに入ろう!
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だけだぞ? 『ギルドってどんな感じなのか興味があるけど、条件がちょっと』ってふらふらしてた奴を招待しただけだ」

「その条件って何ですか?」

「他所のギルドだとレベルがカンストに近い人や複数のギルドに所属しない条件だとか、職業とか性別や実年齢を言わなきゃいけないし」

「何でゲームのギルドに所属するだけでそんな物を提出しなきゃいけないんですか!?」

「サラリーマンだったらリアルの仕事を辞めてギルドの為に尽くして下さいって所までがテンプレだな」

「どんな世界ですか!? リアルの仕事を辞めちゃ駄目ですよ!」

「まぁ、そこまでやる理由はそれなりにある」

「……どんな理由ですか?」

「まずBOT避けだな、デイリークエストでギルドポイントも稼がず、

 ギルドスキルの恩恵だけ受けて経験値稼いだり生産ボーナス利用したりするだけとか、

 後はサブアカウントでギルドの人数上限を埋められて本アカウントは別のギルド育ててたら成長終わるし」

「ギルドランキング上位を目指す人達には致命的ですね…………クラディールさんのギルドはどんな条件を出してるんです?」

「ウチのギルドは出入り自由の自動承認だぞ? 来る者拒まず。

 ただし、サブアカウントやBOTで埋め尽くされる訳にも行かんから条件を付けた『5日放置で除名』ってな」

「……それ厳し過ぎますよ、人絶対に入りませんよね?」

「うむ。ギルドレベルも低いし、ギルドスキルも入手コル10%アップだけだし、直接加入させた一名以外入って来てないな」

「せめて『50日放置で除名』とかにしましょうよ」

「流石に見知らぬ奴を50日待ってやる義理は無いな、俺がギルドランキングで上位に食い込んだ時だけサブアカウントを増やされても困る」

「……ギルドランキング上位に入る自信はあるんですね」

「気の向いたイベントだけな、参加アバターが気に入らないだとか、報酬に見合うだけの時間をゲームに使いたくないだとかなら放置だし」

「とりあえず、クラディールさんのギルドに入れて貰えますか?」

「他に強いギルドはいくらでもあるぞ? 人数も少ないし成長速度も遅いぞ?」

「別にノラパーティーに参加したらいけないって条件はありませんよね?」

「特には無いな、と言うか何時でも抜けて良いし好きな時に戻って来るのも良しだ」

「なら、クラディールさんのギルドに入れてください」

「面白くなければ直ぐに出てって良いからな?」

「わかってますから」

「本当に分かってるんだろうな? IDは『4019869139』だ。プレイヤー名はコロコロ変えてるから気にするな」

「はい! …………あれ? ギルドってどこから加入するんですか?」

「メ
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