第21話。変人の旅行。
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
乗ったのか、掛け声とともに勢いよく回すたいがー。
そして当然の如く出てくる一等の証のゴールデンボール。どんな確立だし。
「って言うことで買い物行ったらイタリア旅行券を貰って帰ってきた。」
「珍しく買いものに行かせたらこれかよ・・・・」
「シロちゃんなんか言った?」
「いや、なにも。」
たいがーとともに帰ってきていつものように夕ご飯。もはやたいがーの存在がデファであることに驚きはない。
「イタリア旅行か〜。行きたいけど部活があるんだよな。」
「何いっとるんやシロちゃん!ヨーロッパ旅行なんて中々出来るもんやないんやで!?」
「この間ドイツ行ったばかりじゃん。」
「たしかし。」
「部活も休めないしね。」
これだから体育会ってやつは!!
「とりあえず、俺とたいg・・藤ねえ?は行くやろ。」
「なんで疑問形なのよ。私もいってもいいの?」
「当たり前やがな。お前さんが当てたんやからのぉ。」
「ねぇねぇシンゴ。ナポリってどんなところ?何が有名?」
「行く気まんまんやな姉ちゃん。」
「イリヤが行くなら僕も行かないとね。」
「え?切嗣さんも!?・・・・(小声で)キター。」
「親父もいくん?うろうろしたらあかんで。」
「アレ?それって僕のセリフだと思うんだけど。」
「どっちもだな。」
「士郎の意見に激しく賛成だ。」
シロちゃんも舞弥姉ちゃんもヒドイぃ!!
「それなら親父に姉ちゃん、ニイさんに藤ねえの4人で行くのか?・・・・かなり不安なメンバーだ。」
「何言ってるのよ士郎。おねーさんに任せなさい!」
「何いっとるんじゃ。おめーさんが一番問題やがな。」
「どっちもどっちだと思うぞ。」
と、言うことでこの4人でイタリアに行くことになった。・・・・大丈夫なのか?
2学期も終わりクリスマスの数日後、イタリアに出発するため空港にきた。
「絶ッッッッ対に問題起さないでね!」
「何いっとるんやシロちゃん。俺がそんなことさせるわけなか。」
ニイさんが一番不安なんだ。と喉まで出かかって飲み込む士郎。どうせ分かってわくれまい。
「旅行の間、セブの世話頼んだで?」
「ペットじゃないんだからさ。」
ちなみに例のホムンクルスの名前はセバスチャンにした。愛称はセブ。
グリードで行く気満々だったのだが、姉ちゃんとシロちゃんの猛烈なダメ出しを喰らった。
後におもったんだが意味が『強欲』とかどこの厨二だよ。黒歴史だわ〜。もう少し考えてから言えば良かった。鬱だ。
結局、姉ちゃんの『ドイツ産』なんだからドイツ人ぽい名前にしなさいって意見が入り、俺がふと
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ