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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
外伝〜”特務支援課”リーダー、ロイド・バニングス〜
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合わなければならないから”、あんた達と”本気”でやり合うのはあたしの”私怨”じゃないから、勘違いしないでね〜♪」
「サラ、白々しすぎ。さっき、ルーレから”かかし男”達がユミル(こっち)方面に密入国したって連絡が来た時にガッツポーズまでして思いっきり喜んでたじゃん。」
晴れやかな笑顔で答えながら全身に凄まじい闘気を纏い始めたサラの答えにその場にいる全員が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中フィーはジト目で指摘し
「ハハ………―――――まあ、それはともかく。抵抗するのでしたら、こちらも”強制執行”に移らせて頂きます。――――力を貸してくれ、ギレゼル!」
「キタキター!久々の吾輩の出番!」
サラとフィーの言葉に苦笑していたロイドは気を取り直して自身の武装であるトンファーを構え、ロイドに続くようにリーシャは斬魔刀、ルファディエルは聖杖、ガルシアは両手を覆っているグローブ、フィーは双銃剣(ダブルガンナーソード)、そしてサラは強化ブレードと銃とロイド達がそれぞれの武装を構えるとロイドの呼びかけによってロイドの身体から出て来てロイドの傍に現れた悪魔――――ルファディエルと共にロイドに力を貸している悪魔族のギレゼルは自身の武装である魔槍を構えた!
「クロスベル軍警察・捜査一課所属ロイド・バニングス以下3名並びにクロスベル軍警察・協力者リーシャ・マオ以下2名ーーーー」
「同じく遊撃士協会所属サラ・バレスタイン以下2名――――」
「これより事件解決のため、容疑者達の制圧を開始する……!行くぞ、みんな!」
「おおっ!」
そしてサラと共に改めて名乗ったロイドは力強い号令をかけてレクター少佐達との戦闘を開始した―――――

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